人の目につきやすい顔だからこそ、トラブルは避けたいものですよね。そんな顔に出やすいトラブルの中でも、今回は赤ら顔について、なりやすい人の傾向や対策、原因などを中心にご紹介していきます。

赤ら顔ってどういう症状のことを言うの?

人の目につきやすい顔だからこそ、トラブルは避けたいものですよね。そんな顔に出る肌トラブルのなかでも、悩んでいる人が多いものとして、赤ら顔というものがあります。今回は、そんな赤ら顔についていろいろな観点からご紹介していきます。

そもそも赤ら顔とは、顔が赤い人のことの顔の少女を指すのですが、そうなってしまうにはいくつかの原因が考えられます。その原因は大きく分けて2種類で、生まれつきの体質によるものなのか、そうではないのかに分けることができます。

生まれつきに赤ら顔の方というのは、よく言われる赤面症といった症状の方が多いです。緊張したりすることで、一時的に赤い顔になってしまう、もしくはお酒を飲むことで、赤い顔になってしまうといった症状が挙げられます。

一方、赤ら顔は赤ら顔でも、生まれつきなどではなく、いろいろな要因によって顔が赤い症状が出てしまう方々もいます。それらの多くが、皮膚の外面的な要因で赤ら顔の症状を引き起こしてしまっているのです。

先ほどご紹介した、生まれつきに赤ら顔の症状がみえる方というのは、緊張したり飲酒したりすることで顔が赤くなることから、自律神経の影響にもよりますが、元々の皮膚が薄くなってしまい、肌の上からは普通は見えないはずの血管がみえてしまっていることが、原因の一つに考えられます。こうすることで見えてしまう血管は、毛細血管ですので、それらが膨張することで、全体的に顔が赤く見えてしまうのです。

また、気温の変化によって顔が赤くなりがちな方も、同じく毛細血管が膨張している様が、薄くなっている肌に見えてしまうことから、赤ら顔を引き起こしていることが多々あります。

一方、外的要因によって生じることがある赤ら顔とは、どんなものが原因なのかについて、次にご紹介していきたいと思います。

この場合、先ほどの皮膚が薄いことで毛細血管の膨張している様がみえてしまっているのとは違い、皮膚そのものに炎症が起きてしまっていることが原因で赤ら顔を引き起こしてしまっていることが多いです。その中でも、外的要因によって赤ら顔の種類が変わっていきますので、具体的に見ていきましょう。

ニキビが原因の赤ら顔とは?

まずは、赤ら顔になってしまう原因の一つとして、ニキビによる炎症についてご紹介していきます。

ニキビが原因の赤ら顔といっても、単にニキビ自体が赤いから、それによって顔が赤く見えてしまうのではなく、ニキビ跡やニキビによる炎症も影響しているのです。

ニキビによって赤ら顔になってしまうのは、ニキビができることでその部分の炎症だけでなく、近辺がニキビによるうっ血を起こすことで周りも赤く見えてしまうことに原因があります。また、一つならともかく、複数のニキビができてしまうことで、広い範囲にわたってニキビによるうっ血が発症しますので、顔の部分が赤く見えてしまうのです。

また、ニキビによる赤ら顔は、そう簡単に治らない場合もあります。ニキビの炎症自体が鎮まったとしても、ニキビ跡は赤みを含んだままの状態が続きます。その後、再びニキビができてしまえば、もちろんニキビによる赤ら顔が続いてしまうのです。

ニキビによる赤ら顔の対処法とは?

では、そのようなニキビによる赤ら顔は、どのようにすれば改善されるのかについてご紹介していきましょう。

ニキビによる赤ら顔は、自分の力のみで直すにはすこし難しい症状の一つです。確実に症状を改善したければ、皮膚科などの医療機関に足を運ぶことをおすすめします。このような医療機関では、IPL(インテンスパルスライト)と呼ばれる、光による治療を導入しているところもあります。フラッシュライトのような光を該当箇所にあてることで、そこの部分の赤みや色素沈着を取り除いてくれるといった治療方法で、治療自体は20分ぐらいで1回が済みます。

しかし、4~5回のわたって通う必要があることもありますし、人によっては効果が見込めない場合もあります。そもそも、医師の判断を仰ぐ必要もありますので、まずはお近くの信頼できる医師に診てもらい、診療に通うことをおすすめします。

また、ニキビによる赤ら顔は、洗顔を見直すことで効果が見込めることもあります。このニキビによる赤ら顔に至っては、エステサロンへ行ったり、美容機器を使用するなどの高額な投資はあまり効果が見込めない場合が多いので、まず自分でできることとしては、やはり今までの洗顔方法を変え、正しく毎日の洗顔を行うことが一番の近道でもあります。

特に洗顔フォームなどで、ピーリング効果のある石鹸やスクラブ洗顔材などを使用している方は、厳重注意が必要です。これらの成分が、さらに肌へダメージを与え、赤ら顔に悪影響を及ぼすことは、多く考えられることです。

それよりも、肌に優しい洗顔料をしっかり泡立て、優しく洗顔することが大事になってきます。

赤ら顔に効果的な化粧品とは?

それでは実際に、赤ら顔に効果が見込まれる化粧品などの成分についてご紹介していきましょう。

赤ら顔の原因が炎症の場合は、その該当箇所に熱を持っていることがほとんどです。したがって、その炎症を抑える成分が含まれている化粧水や美容液などでケアする必要があります。

まだ顔の赤い部分が熱を持っている場合は、ビタミンC誘導体の入った化粧水類を塗布することおすすめします。これは、ビタミンCを肌に浸透しやすくしている成分で、そもそもビタミンCには抗酸化作用などの美肌のための成分が多く含まれているため、効果が見込まれるのです。

一方、顔の赤い部分が、熱を持っていない場合は、炎症がおさまっている証拠となります。その場合は、ビタミンKを含んでいる化粧水や美容液を積極的に塗布するようにしましょう。ビタミンKは、血流を良くしてくれる効果があるので、赤くなっている原因の広がっている血管を、抑えてくれる効果が見込めます。

また、ニキビによる赤ら顔を発症してしまっている場合は、できうる限り化粧は控えたほうが良いです。化粧はどうしても肌の刺激となりやすいので、できるだけダメージを受けている肌への刺激を抑えるためにも、できるならば化粧は炎症が起きて熱を持っている時だけでも控えてください。

脂漏性皮膚炎が原因の赤ら顔とは?

次に、赤ら顔の症状を引き起こす原因の中でも、脂漏性皮膚炎によるものについてご紹介していきます。

脂漏性皮膚炎とは、皮脂の分泌が増えたことで、皮脂が酸化しやすくなり、炎症が起きてしまう状態のことを言います。これは、顔の毛穴一つ一つが炎症を起こして、全体的に赤ら顔となってしまうことです。

湿疹の一つでもあり、顔だけでなく頭皮に症状が出る場合もあります。かゆさを伴い、皮膚がぱらぱらと剥がれ落ちてしまうこともあるのです。脂漏性皮膚炎は、適切な治療を行わないと、慢性化する恐れがあるため、キチンとしたケアが必要となります。

皮脂が分泌されて、その毛穴の内部で炎症が起きると、毛穴自体が赤くなってしまいます。そもそもその炎症は、皮脂がそのものではなく、遊離脂肪酸と呼ばれるものに変化し、皮膚を刺激することで起きているのです。

問題となる皮脂の分泌ですが、原因はいろいろなものに起因しています。また、男性ホルモンが皮脂の分泌をうながしてしまうことから、男性の、特に思春期以降の成人男性にこの脂漏性皮膚炎は多く発症することがわかっています。

だからといって、女性は絶対に大丈夫、という訳ではありません。ホルモンバランスの乱れなどが原因で、女性にも多く見られる症状でもあるのです。

他にも皮脂の過剰な分泌の原因は考えられます。生活習慣の乱れやストレス、ビタミンBの不足、過剰な洗顔などでも十分に脂漏性皮膚炎を引き起こす危険性はあるのです。

また、皮脂を取り除けばいい、という簡単な問題ではないので、一時的に脱脂性の高い洗顔料を使ったりしてもあまり効果はありません。今ある皮脂を取り除いても、皮脂が過剰に分泌されるというメカニズムを変えなければ、根本からの解決策にはならないのです。

また、そのような脱脂性の高い洗顔料を使うと、必要以上に皮脂を取り除いてしまうこともあります。皮脂は、毛穴の黒ずみの原因など、あまり良いイメージをもたれていない方も多いかとは思いますが、実は顔などの肌にはなくてはならない存在です。

そもそも皮脂がないと、空気中のほこりなどの外的要因から肌を保護できなくなってしまいます。他にも、皮脂は肌を乾燥から守る役割など、なくてはならない大事な役割を果たしていますので、あまりに過剰に分泌されてもいろいろトラブルの原因になってしまいますが、あまりに除去してしまってもまた肌トラブルの原因となっていしまうのです。

そう考えると、皮脂をコントロールすることは、美肌への近道にもなります。美肌を目指すうえで、皮脂の存在は無視できない、重要なものなのです。

脂漏性皮膚炎が原因の赤ら顔の治療法とは?

次に、脂漏性皮膚炎が原因の赤ら顔を改善するための治療法についてご紹介していきます。先ほども述べましたが、脂漏性皮膚炎の原因は、過剰な皮脂の分泌です。したがって、医療機関ではなく自分でできることとしては、まずは皮脂の分泌をコントロールすることが大事になってきます。

皮脂の分泌をコントロールするために、一番良い方法は、食生活の改善です。皮脂の過剰分泌の原因は、偏った食生活によることの場合が多いのです。

特に悪影響を与えるとされているのは、油ものや甘い物、刺激が強いものなどといった、高カロリーな食事が多い食生活といわれています。また、ジャンクフードなどは、高カロリーなうえ、さらに栄養素は偏ってしまうため、本当におすすめできません。

できるだけ摂取したいのが、ビタミンB2を多く含む、緑黄色野菜や魚類となります。ビタミンB2は、皮脂の分泌をおさえるだけでなく、脂肪の代謝を助けてくれるため、ぜひ積極的に摂取するよう心がけてください。

また、メラニン沈着なども防いでくれるうえ、抗酸化作用も持つ美肌の万能成分、ビタミンCももちろん効果が見込まれます。便通をよくすることで、脂肪や糖分を吸収して体外に運び出してくれる働きを持つ、食物繊維なども美肌効果があります。

言ってしまえば、脂身が少ないお肉や青魚などの魚類のほか、野菜、果物を中心とした、ヘルシーな食生活を心がけることが、皮脂分泌をコントロールして、美肌になるためのセルフケア術なのです。きちんと食生活を見直してみることが必要となります。

また、食生活を見直しても脂漏性皮膚炎による赤ら顔を改善できない場合は、医師に相談して判断を仰ぎましょう。

脂漏性皮膚炎は、十紹介して慢性化してしまうケースも多いため、心配ならばすぐに医療機関へ相談に行くことも大切になってきます。主に医療機関での診療をはかる場合は、対症法は薬療法となります。

多くは炎症を抑えるためのステロイド剤のほか、カビの一種であるマラセチアが原因の場合、その繁殖を防ぎ症状を抑えるための抗真菌薬が処方されます。また、かゆみ対策としての薬が処方される場合もあります。

このマラセチアというカビの一種は、実は人の肌にもともと存在する常在菌の一種です。これは、皮脂を好み、皮脂が大量に存在する場所で多く繁殖することで、炎症を引き起こすことがあります。

もしこのマラセチアが原因で炎症が起き、脂漏性皮膚戦を引き起こしているならば、食生活改善だけではあまり症状は良くならないことが多いです。したがって薬の対症法がやはり必要となってきます。

しかし一方で薬による治療を続けすぎると、今度はその薬の副作用で赤ら顔を引き起こしてしまうケースもあります。その場合は、医師の判断を聞いて、新たに治療を受ける必要が出てきます。

また、このマラセチアが原因でないのなら、皮脂の過剰分泌が原因の場合が多いので、生活習慣の見直しが必要となります。ストレスをためないように工夫したり、先ほど挙げた食生活改善も大事な治療法の一つです。

赤ら顔の治療法はいろいろです

赤ら顔は、いろいろな要因によって引き起こされることが考えられます。症状によっては、きちんと医師の判断を聞いてから行わなくてはいけないこともありますので、我流ではなく、医療機関へ足を運ぶことも大切です。
ぜひ参考にしてみてください。